きみこいし

両親死別・未成年遺児のグリーフワーク体験記

期間限定「死別体験を哲学する会」
毎週土曜14:00-16:00 川崎にて開催中

きみこいし
since 2018.5.2 C. Hiro Meguro.
【告知】2018年8月17日(金)20:00
新宿Cafeラヴォア【イラスト交流会】
漫画家が教える!初心者OK!絵・イラスト好き
興味有・創作仲間作り・想いや心の中を形に・上達技術
詳しい人から話を聞いて知識を深めたり
おしゃべりを楽しむ会
申し込みはこちらから【お茶友の会
画材はコピックと色鉛筆を持っていきます。
わからないことがあれば聞いてください。
当日は宜しくお願いします!

ペットの死よりも人の死か

生き物の死は人間の命よりも下だ。

酷いこと言う。でも動物と暮らしたことがない人にはわからない。
だからかよく聞く。人間と同じにするなってこと。
動物よりも人を喪ったことのほうがずっと苦しい。そんなセリフ。
でも実際そうでない人って多い。ペットロスって言葉もある。
周りが思っている以上に病む。なのに会社を休むな、とか聞く。
わかっているから理性で悲しみを押し殺す。

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私たちは人間だから、社会に迷惑をかけてはいけない。
悲しくても人前じゃ泣かない。弱音も吐かない。人は人、生き物とは別。
現実では割り切る。でも心情的には難しい。

だからもし今、大事な猫がいなくなったら辛すぎる。死にたくなる。

家族を喪うこととどっちが辛いかなんて論じられない。
私には同じだからだ。友人の死も親の死と同じように悲しい出来事だった。
だから比較できない。その日その時その瞬間が私は最も辛かった。

確かに人を喪うことは辛い。環境が大きく変わる。現実問題に直面する。
お金が絡む。人付き合いも変わる。
生活面での負担が大きい。悲しむ時間も与えられない。

人との生活が基盤になっているのが多数派であり世間。少数派は排除される。
だからペットの死を訴えてもその程度のことだからとないがしろにされる。
でもそれはいけない。ペットが心の拠り所になっている人はいる。

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今の私は猫がいるから生きてる。いつ別れが来るか毎日ヒヤヒヤしている。
起きてすぐどこにいるか探す。隣で寝ている。息してる?あくびした。一安心。
何気ない日常は当たり前に過ぎていく。動物も家族だ。毎日を積み重ねてる。
みんなバックホーンってある。どういう立場でどんな形で亡くしたか。

小学生の子供がペットと死別することだって本当に辛い。

一見子供は何事もなかったかのように飛び跳ねて遊んでいる。もう立ち直った。
大人たちはそう見る。しかし子供はペットの死という対象喪失を経験している。
記憶に残る。忘れられなくなる。表向きはそう見えないだけ。

それを、ペットと人の死は違うだなんて教育をしたら子供の心は壊れる。
死んだら次にまた新しいのを飼えばいい。それ系は言っちゃいけない。
子供にとってペットとの暮らしは小さな子育て。社会生活の基盤を作ること。

私はそう思っている。

動物は人間よりも寿命が短い。
だからこそペットの死から命の尊さを学び心を育む。
かけがえのない時間を共有する。それは大人であっても同じこと。
理性でなんとかしてるだけ。辛くないなんてことは決してない。
ペットは大事な家族だ。