きみこいし

両親死別・未成年遺児のグリーフワーク体験記

期間限定「死別体験を哲学する会」
毎週土曜14:00-16:00 川崎にて開催中

きみこいし
since 2018.5.2 C. Hiro Meguro.
【告知】2018年8月17日(金)20:00
新宿Cafeラヴォア【イラスト交流会】
漫画家が教える!初心者OK!絵・イラスト好き
興味有・創作仲間作り・想いや心の中を形に・上達技術
詳しい人から話を聞いて知識を深めたり
おしゃべりを楽しむ会
申し込みはこちらから【お茶友の会
画材はコピックと色鉛筆を持っていきます。
わからないことがあれば聞いてください。
当日は宜しくお願いします!

季節に対しての疎外感

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春。桜の季節お祝いの時期。入学おめでとう。
小さい頃は寂しかった。隣には母親がいない。
真っ赤な新しいランドセル。そんなもん嬉しくない。
どこにもいないんだ。私にはお母さんがいない。
でも周りを見渡すと、みんながみんな両親が揃ってるわけじゃない。
うちだけじゃない。だから何も言えなくなった。
寂しいと言うこと、泣くこと。すべてがタブー。
我慢してたんだな。子供なりに。 

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夏。暑い。海。ビキニ。着ない。ビーチは人でごった返してる。
陽射しがジリジリ皮膚を焼く。街を歩くのすら鬱陶しかった。
蝉のひっくり返った姿が虚しい。風でころころ転がってった。
そのすぐ横で、人間が笑ってる。

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秋。なんだろう。とくにない。いつもの疎外感。日常化している。
いい夫婦の日敬老の日。シルバーウィーク。
世間は明るい。それってどうなんだろう。仕方がない。でも。
今、こうしてるあいだにも、誰かにとっての最愛の人が荼毘に付される。
笑うことに罪悪感を覚える。それでも笑顔は絶やさないし絶やせない。
意外と世間もそうかもね。ストレス社会とバトる。笑うか。空元気でいいから。
思い切り泣くのは一人のとき。イチョウの葉をサクサク踏みながら泣く。
泣いてしまおう。秋はセンチメンタルになる。

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冬。クリスマスのイルミネーションが綺麗で写真に夢中だった。
ふと辺りを見渡すとカップルや親子連れの中にまぎれていた。
昔は疎外感ばかり感じていたけれど、もう平気。
むしろその時間を大事にしてほしいとさえ願う。
明日には、すぐ隣のその人はもうこの世にいないかもしれない。
明るい未来を夢みる人は、幸せそうに微笑んでいる。
でもそれは、あっという間に奪われる。
死は待ってくれない。私は一分一秒がすごく大事で恐ろしい。